『格差社会で日本は勝つ』
「社会主義の呪縛」を解く(全3巻)
「格差社会」は悪ではない。むしろ、今後、日本が繁栄していくためには「努力が報
われる社会」としての格差社会を肯定すべきだ。
「金持ち=ズル」「大企業=悪」「地価上昇=バブル」という社会主義の呪縛から、
日本人を解き放ち、真の経済大国へと導く注目の書。
第1章 格差社会は本当に悪なのか─今こそ「社会主義の呪縛」を解け!
- 戦後、日本は社会主義だった
- マルクスの思想は経済学じゃなかった!?
- 「不労所得は悪」という人は「分け前を俺にもよこせ」と言っているだけ
- 「大企業は悪」と言ってもあなたの会社は大きくならない
- ビル・ゲイツを否定する者はビル・ゲイツになれない
- 今こそ学ぶべき精神1 本多静六
- 今こそ学ぶべき精神2 二宮尊徳
- 今こそ学ぶべき精神3 上杉鷹山
- 「勝ち組」が自分の成功を堂々と語れない理由
- 働かざる者の富が文化を創る
- 社会主義は「俺の買えないものをおまえが買うのは許さん」という思想
- 「他人のせい」にする考え方にイノベーションを
第2章 貧困の克服は国家の役割なのか─企業家こそが世界を救う
- 元々哲学の一部だった経済学
- 「利益を求める」のではなく「幸福を求める」のが経済学の前提
- 「労働価値説」は、本来「金銀価値説」への打ち返しとして生まれた
- 「結果主義の経済学」から「動機とプロセスの経済学」へ
- マルクス最大のミスは企業者能力を見落としたこと
- 欲求は無限なのに資源は有限。だから経済学は生まれた
- 世の中に正義を実現することも経済学の目的
- 貧困の克服は国家でなくてもできる
- お金持ちの騎士道精神が弱者を救う
- 騎士道精神は格差社会から生まれる
- 格差社会を乗り切るための「少欲知足」と「自助努力の精神」
第3章 いつまでデフレ問題で騒ぐのか─間違いだらけの経済学
- 「預金量日本一」を誇った銀行は「借金日本一」と言っていただけ
- 日本の銀行の資金運用能力は江戸時代レベルだった?
- 銀行の担保主義は江戸時代の高利貸しもビックリの裏技
- 冷戦終結で人類史上初めて地球は一つの市場になった
- デフレは津波。高台に登るしかない
- 日本の金利は低すぎて、もはやナノテクノロジー
- 黒船襲来で日本の銀行は甦る
- デフレではヒット商品の賞味期限が短くなる
- プリウスは発売の30年前から開発に着手していた
- デフレは不況どころか、むしろ経済の大発展をもたらす
- グレート・デプレッションがもたらした今日の「組織社会」
- 今起きている変化が次の100年の人類の生活様式となる
第4章 経済学は本当に役に立っているのか─教科書では教えない経済史
- 人類はどうやって世界を知ったのか
- 経済発展をもたらした世界三大事件
- 産業革命の真の意義は「技術革新」ではなく「知識革命」だった
- 教育の差が格差を生んでいる原因
- 50年間先進国のメンバーは不変。一度ついた教育の差は取り戻せない
- 経済学は人々を豊かにしてきたか
- アダム・スミス 自由と分業の理論は神の御心にかなっていた
- リカード 保護貿易では豊かになれないことを証明した
- 限界革命 「価値は日々変化する」と言って経済学に革命を起こした
- マーシャル理論 今や空気のように当たり前になった
- ケインズ 深刻な失業問題を解決して20世紀経済学の主流となった
- ハイエク 自由と自助努力の精神こそ不況克服のカギ
- シュンペーター 企業家の輩出こそ豊かさをもたらす
- 貧乏人の考えた経済学は使えないが、金持ちの考えた経済学はやっぱり効く?
第5章 日本は世界一の経済大国になれるのか─すべては「教育」から始まる
- 企業家を生み出すことこそ教育の目的
- 自由放任でも教育がしっかりしていれば秩序と発展がもたらされる
- 保護は自由の敵〜檻の中で餌をもらう猿は幸福か
- 政府の規制は官僚の自己満足以外の何ものでもない
- リスクがあるからこそ人生は幸福になる
- 「世間の常識」という見えない束縛からも自由になる
- 社会主義は「プールで浮き輪」の楽しさ、自由主義は「自力で力強く泳ぐ」喜び
- 自助努力の精神と騎士道精神で貧困は克服できる
- 「捨てる」「残す」「創る」 未来志向で現状打破するための三つの方法
- 日本が世界一の経済大国になる三つの条件 使命感と責任感と愛国心
鈴木真実哉 著
幸福の科学出版 刊
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