『教師は生まれ変わる』
教育現場を変える新しい考え方(全2巻)
「いじめ問題」や「必修科目の履修漏れ」など、昨今、社会問題で話題になり
がちな教育の分野。とりわけ「教師の質の低下」が問題とされるなか、本書は「2007
年からの数年こそ、教師が復活し、学校教育を『V 字回復』させるチャンス」と指
摘。日教組の主な構成員である団塊世代が大量に退職するこの時期に合わせ、教育の
現場に適切な競争原理を持ち込む具体策を説きます。
切れ味鋭い論評で知られる著者入魂の書。国を上げて教育再生を目指す今、
「現場で頑張る教師たちへの熱いエール」の一冊です。
まえがき―改革の時こそ、「原点」を大切に
第1章 教員の学力低下とその対策─競争原理を適切に導入するには
- 教員が「先生」になったのは、いつからか?
- なぜ教員の学力は低下したか?
- 「ゆとり教育」より悪影響の強かった「新学力観」
- 「弱者のための強制」が現実的
- 「教育バウチャー制度」の効果的な取り入れ方
- 「教員免許の緩和」も組み合わせて教員の学力低下を解決
- 公立と私立の大競争時代を
- さらなる発展への期待と不安
第2章 戦後学校教育の生理と病理─マルクス・レーニン主義の弊害を打破せよ
- 学校教育の生理機能とは何か?
- そもそも学校の目的とは?
- 学校教育により人は優秀になる
- 学校教育により人は国民になる
- 戦後日本にはびこるマルクス・レーニン主義
- 国旗国歌問題をどうするか?
- 「ガバナビリティーの育成」は義務教育の原点である
- 「主権者としての国民の再生産」が学校の最重要目的
- 当たり前のことを当たり前に
第3章 若手教員を生かす現場の知恵
- 座談会 若手教員をどう育てるか
- 若手教員育成の困難さを解析する
- 「条件付き採用」と「スーパーティーチャー」を有効活用せよ
- マイスタースタイルが若手教員を救う
あとがきにかえて 今こそ、学校教育「V字回復」のチャンス
- 教育界の2007年問題
- 団塊の世代の喪失そのものは福音である
- 民間校長・民間教頭への期待
森口 朗 著
幸福の科学出版 刊
こんな本もオススメ!!
ご利用案内をお読みでないかたは こちらへ