本書は、釈迦の考え方を、現代人にわかりやすい形で書き下ろした
ものです。本書が一味かわった仏教思想入門になることを祈念します。現代という
傲慢と不遜の時代は、そう長く続かないだろうという予言を込めつつ。(「新版への
まえがき」より)
釈迦が悟った人類最高の成功哲学!「自己啓発」「自己実現」も、仏教のほんの
一部。あなたを無限に進化させる真の成功哲学「仏教」を完全ガイド!
第1章 菩提樹下の悟り
- 出家
- 師を求む
- 苦行
- 反省
- 村娘
- 生命への意欲
- 心の調和
- 己心(こしん)の魔との闘い
- 偉大なる悟り
- 大いなる第一歩
第2章 八正道の発見
- 八正道とは何か
- 反省法の神秘
- 正見(しょうけん)
- 正思(しょうし)
- 正語(しょうご)
- 正業(しょうごう)
- 正命(しょうみょう)
- 正精進(しょうしょうじん)
- 正念(しょうねん)
- 正定(しょうじょう)
第3章 六波羅蜜多(ろくはらみた)の思想
- 内在する叡智
- 思いと行動
- 利自即利他
- 布施波羅蜜多(ふせはらみた)
- 持戒波羅蜜多(じかいはらみた)
- せんだい波羅蜜多
- 精進波羅蜜多(しょうじんはらみた)
- 禅定波羅蜜多(ぜんじょうはらみた)
- 般若波羅蜜多(はんにゃはらみた)
- 六波羅蜜多の現代的解釈
第4章 「空(くう)」の思想
- 人間とは何か
- 生と死の意味
- 転生輪廻
- 実在界の発見
- 物質界の再考
- 仏教における「空」の思想
- 「空」はなぜ重要なのか
- 諸行無常の意味
- 「空」と「無」
- 「空」の理論の新展開
第5章 縁起の法
- 縁の思想
- 因果の理法
- 業とは何か
- 運命論について
- 自由意志の本質
- 地獄の思想
- 地獄の実態
- 天国の思想
- 天国の実態
- 仏国土(ぶっこくど)建設の本義
第6章 人間完成の哲学
- 悟りとは何か
- 悟りの前提
- 悟りの方法論
- 悟りの構造
- 悟りの効果
- 阿羅漢とは何か
- 阿羅漢の修行
- 菩薩の本質
- 如来の本質
- 仏陀となる道
大川隆法 著
幸福の科学出版 刊
1997年12月 点訳
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