私は、仏教の根本命題である「上求菩提(じょうぐぼだい)・
下化衆生(げけしゅじょう)」の一念を、この書に託したのである。どうか涙が流れるまで
読み込んでほしい。とりあげたテーマはたとえ難しくとも、これ以上わかりやすく、かつ、
現代的に説くことは、プロの宗教家としては至難の業(わざ)である。しかも、私の教えは、人生の
疑問への結論に満ち満ちている(「まえがき」より)
その悟りは、人類すべてを救うため。「法シリーズ」の第7巻目!著者渾身の一冊!
第1章 敵は自分の内にあり ― 心に支配されることなく、心を支配せよ
- 信ずることによる解脱
- 心の主となれ
- 欲望に振り回されない境地へ
- 智慧による解脱
第2章 罪を許す力 ― 自分と他人を許す勇気を
- 完璧な人生ではなく、よりよい人生を
- 事件や事故による苦しみにどう耐えるか
- 撤退戦略で再出発を
- 自分を許す勇気
- 他の人を許す勇気
- 失敗も一つの経験
- 人生の持ち時間のなかで逆転の努力を
- 合理性を超えた世界を信じる
第3章 仕事能力と悟り ― 多くの人々を幸福にする人間となるには
- 仕事能力も高かった釈尊
- 禅宗の悟り ― 神秀(じんしゅう)と慧能(えのう)
- 頓悟禅の問題点
- 仕事能力と悟りは連携する
第4章 大悟の瞬間 ― 大いなる悟りが明かす多次元空間の神秘
- 悟りの原点
- 無我の思想
- エネルギーの本質
- 宗教の使命
第5章 常に仏陀と共に歩め ― 心の法則を学び、それを実践して生きる
- 真実の自分とは
- 瞑想のなかで見えてくるもの
- 心の自由性
- 心の平和
- 伝道とは智慧を押し広げること
- 縁起の理法
- 心の法則を究めて生きる
大川隆法 著
幸福の科学出版 刊
2003年1月 点訳
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