『新・ 心の探究』神の子人間の本質を探る(全3巻)
「幸福の科学」では会員の資格として、みずからの正しき
心を日々探究する意欲を有することをあげていますが、こうした努力目標を達
成するためにも、心の探究についての、基本書が必要であると思います。本書は
そのために書かれた一書であります。(「まえがき」より)
第1章  正しき心とは
	- 人間の心の働きを考える
 
	- 肉体は乗り物、心という運転手こそ主人公
 
	- 肩書、知名度、外見美などは、肉体という車の外見にすぎない
 
	- 車の外見もだいじだが、のっている人の運転技術がいちばん大切
 
	- 正しい運転技術とは
 
	- 交通ルールとしての「公的」な正しさとは
 
	- 神の第一の定義 ― 第一原因者としての神
 
	- 神の第二の定義 ― 奇跡を起こす力としての神
 
	- 神の第三の定義 ― 気高い人格を持った人格神としての神
 
	- 神の存在証明1 ― この世の中のすべてのものは創られたるものと
しての痕跡がある
 
	- 神の存在証明2 ― 科学で解明できない現象の実在
 
	- 神の存在証明3 ― 人類史に残っている偉人が神の存在を認めている
事実
 
	- 正しい法規とは、神から流れ出てきた教えである
 
	- 正法(しょうほう)の定義1 ― 過去の人類の知的遺産に照らして合致すること
 
	- 正法(しょうほう)の定義2 ― 何らかの人知を超えた現象を伴うこと
 
	- 正法(しょうほう)の定義3 ― 現代人の知性と理性に訴えかけて矛盾しない理論
の存在
 
	- 正しき心の探究1 ― 正しさの基準を知って、そのルールに添った
自分をだんだんに創っていく
 
	- 正しき心の探究2 ― 神の創られた世界を発展させながら調和させ
ていく方法
 
	- 正しき心の探究は、結果として「私的幸福」と「公的幸福」の実現、
調和発展につながっていく
 
第2章  心と悩み
	- 人生の難しさと複雑さ
 
	- 真理の伝道と経済の悩み
 
	- 真理伝道者と異性の悩み
 
	- 釈迦教団での経済と異性の問題
 
	- 釈迦の解決法1 ― 執着を断つという方法
 
	- 釈迦の解決法2 ― 中道に入るという方法
 
	- 中道の道には、発展の思想の欠如がある
 
	- 真理と実生活との矛盾
 
	- 禁欲と色情地獄
 
	- 目的が正しければ、時間と労力を節約するための経済的余裕はある程度 是認される
 
	- 真理の道という共通の目的を有する男女の交際は是認されてよい
 
第3章  心の諸相
	- 人間と動物の目的意識のちがい
 
	- 人間の条件1 ― 「考える人」というパスカル的定義
 
	- 人間の条件2 ― 「愛知者」というソクラテス的定義
 
	- 人間の条件3 ― 「悟りを求める存在」という釈迦の定義
 
	- 第一の束縛 ― 「肉体即人間」という考え
 
	- 第二の束縛 ― この世的に偉くなりたいという考え
 
	- 第三の束縛 ― 人から与えられたいという気持
 
	- 自己保存欲の束縛を断ち切った時、人間は悟りを得る
 
	- 人間の条件 ― 自己の本質と世界の本質を探究する存在であること
 
	- 良き心の探究
 
	- 正しい世界観の獲得
 
	- 人間性の探究、世界の解明という二本の基軸で心の諸相を眺めて
みる必要がある
 
第4章  心の浄化
	- 心の浄化とは
 
	- 釈迦の提唱した反省法 ― 八正道
 
	- 正見(しょうけん)・正語(しょうご)について
 
	- 正思(しょうし)・正命(しょうみょう)について
 
	- 正業(しょうぎょう)・正進(しょうじん)について
 
	- 正念・正定(しょうじょう)について
 
	- 心の浄化から正しき心の探究へ
 
第5章  心の構造
	- 心と脳の関係
 
	- 睡眠中の心と大脳の機能
 
	- 夢と霊界での活動
 
	- 睡眠中夢を見ること自体が、この世が仮の世であることの実証
 
	- 逆にこの世の生活は、あの世から見れば冬眠と同じ
 
	- 「魂」という言葉に対する先入観
 
	- 魂は幽体、霊体、光子体という順で多重構造になっている
 
	- 竹の子の皮のたとえ
 
	- 悟りについての平等観と差別観
 
第6章  心の力学
	- 心の力学としての念の力
 
	- 念は創造する力を持っている
 
	- 念い(おもい)というものは人間の本質である
 
	- 心の状態は外見にあらわれる
 
	- 色心不二(しきしんふに)の意味
 
	- 波長の原則
 
	- 磁場の原理
 
	- 批判と忍辱(にんにく)の心
 
	- 悪念に対しては善念でたたかえ
 
第7章  心の実相 
	- 波立つ感情ではなく、その奥の部分こそが心の実相である
 
	- 知・情・意は心の表面の部分であり、心の実相とはいえない
 
	- 知・情・意が混乱して不調和を起こす原因は、無明にある
 
	- 心の実相は、多宝塔のごとく幾層にもなっている
 
	- 自分の心のなかにある多宝塔を発見し、それが何階建てであり、何階まで使えるかを考えなさい
 
	- 心の実相に至るための方法1 ― 心をみずからの内なる方向へと
向ける
 
	- 心の実相に至るための方法2 ― 人間の本質を光明であると喝破せよ
 
	- 心の実相に至るための方法3 ― 光明にも光の段階があることを
知り、偉人たちの生涯に学べ
 
	- 心の実相とは、無私で、謙虚で、道を求め、愛と慈悲に溢れている心である
 
第8章  心の段階 
	- 心の世界の諸段階
 
	- 固体 ― 液体 ― 気体という水の三態
 
	- 氷の融点と死後 の世界
 
	- 水の沸点と如来界のエネルギー
 
	- 人間の悩みと心の管理
 
	- 心の段階はその人の心を一日中占領しているもので決まる
 
	- 人類を救っていると勘違いしている宗教家の場合
 
	- 心の波動と行動の関係
 
	- 四次元から九次元までの世界
 
第9章  心の極致 
	- 心の極致としての「正しさ」の探究
 
	- 「正しさ」の変幻自在さ、多様性について
 
	- 神の子の本質についての群盲象評のたとえ
 
	- 心の諸段階 ― 四次元から八次元
 
	- 心の極致としての九次元霊、十次元霊の存在
 
	- 神の本質1 ― 生命エネルギーとしての光
 
	- 神の本質2 ― 進歩と調和という目的意識
 
	- 神の本質3 ― 創造の能力
 
	- 神の本質4 ― 法則あるいは価値基準
 
	- 「正しき心の探究」の極致にある四つの発見
 
大川隆法 著
幸福の科学出版 刊
2001年6月 点訳

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