正見(しょうけん)、正思(しょうし)、正語(しょうご)、正業(しょうごう)、
正命(しょうみょう)、正精進(しょうしょうじん)、正念(しょうねん)、正定(しょうじょう)。
混迷を極める社会情勢。時代は人類未体験の領域へ。
今こそ、自らの心を正し、世界を考える力となれ。
32歳の折に執筆した原著の新装復刻にともない、著者自身の「新たな解説」を追加収録。
この一冊を読めば、新しい自分に出会える。未来の運命を変えられる。
「自分とは何か」に目覚めるための反省法・八正道の実践テキスト。悟りという名の幸福を
手にしたいすべての方に。
第1章 序論─反省の意味と前提─
- 反省とは何か
- 人間とはどのような存在か
- 反省の出発点とは
- 反省への前提─三宝帰依の精神
第2章 正見
- 見ることに伴う責任
- 神仏の業を見る
- 「正見」の出発点
- 自他の姿は合わせ鏡
- 愛に先立つ智慧
- 多様なる認識の上に
- 優しさと厳しさをブレンドして人を見る
- 環境に対する視点
- 植物・動物へのまなざし
第3章 正思
- 正思の基準は神の心
- 多様なる教えの統合
- 多様性の意味
- 天上界における意思統一
- 「正思」に必要な三つの姿勢
- 「正思」のための三つのチェックポイント
第4章 正語
- 言葉の影響力
- 自他を損なう不用意な言葉
- プライドを捨て、素直に謝罪する
- 他人の言葉の受け止め方
- 注意されたら感謝せよ
- 言葉で人をつくる
第5章 正業
- 現代の職業倫理
- キリスト教の流れにある繁栄の法則
- 仏法真理のなかの繁栄・発展
- 仏陀の反省、ヘルメスの繁栄―これを両輪として
- ジャパニーズ・ドリームは真理の世界から
- 魂の進化に資する「正業」
- 職業はユートピアの原点
- 仕事(ワーク)と労働(レイバー)
- 仕事としての母親業
- 仕事のなかにおける常勝思考
- 環境に感謝する姿勢
第6章 正命
- 正命の現代的意味
- 単位時間の真理価値を高めよ
- 未来へ投資するライフスタイル
第7章 正精進
- 神仏のお心への精進
- 悟りの維持の難しさ
- 知識を実践で示せ
第8章 正念
- 未来を拓くための積極的反省─正念
- 念は具象化する
- 「正念」は幸福を創造するための力
- 念の方向を切り替える
- 希望実現の法則
- 正念の実践
- 「待ちの間」の蓄積
- 忘れることの大切さ
第9章 正定
- 心の平静は幸福への第一歩
- 反省は呼吸法から
- 天上界の光を受ける
- 神仏と一体になる
- 幸福の科学としての正定の方法
第10章 総論─八正道の現代的意義─
- 何のための「真説・八正道」なのか
- 「悟り」という名の本当の幸福をつかむための「自己変革」
大川隆法 著
幸福の科学出版 2020年6月刊
2020年11月 点訳