ヘルメスとアフロディーテ、二人の純愛をメイン・テーマとして、戦争と
平和、天使と悪魔、真の勇気とは、愛の本質とは、といった問題が提起され、一大叙事詩の
中に説き明かされてゆきます。(「まえがき」より)
真の英雄ヘルメスと美の女神アフロディーテ。4300年前の
ギリシャを舞台に二人の愛と勇気が、今、ここに甦る。
第1章 ヘルメスの誕生
- ヘルメスの実像
- クレタ文明の姿
- 漁業の風景
- 光の子ヘルメス
第2章 大自然のなかで
- クノッソスのミノス王
- 母 マイシャの歌
- 父王リュカルゴスの影響
- 少年時代のマリアの町
第3章 アフロディーテ
- ビーナスの誕生
- 聡明さと音楽の才能
- 月夜の歌
- アフロディーテの願い
第4章 かぎりなく純粋な愛
- 竪琴を弾くヘルメス
- ヘルメスの歌
- 潮騒の浜辺
- 揺れる心
第5章 危機
- 青年の夢と野望
- ある冬の晩
- 不覚
- 悲しみの歌
第6章 夢破れて
- 満月の夜の出会い
- ふたりの語らい
- 発覚
- 夢破れて
- 救出
第7章 ふたりの出発
- 結婚の祝宴
- クレタ文明
- 武勇にたけたヘルメス
- ヘルメスが編み出した戦法
第8章 天からの啓示
- リュカルゴスの丘でのできごと
- 海中での戦い
- ふたつのダイヤモンドの腕輪
- 天からの啓示
第9章 第一の使命
- 光の使者・オフェアリス
- ヘルメスの使命
- ミノス王の秘密
- ミノス王打倒の作戦
第10章 クノッソスの秘密
- クノッソスの迷宮の秘密
- ミノス王の悪行
- アイゲウス王とテーセウス
- 問題解決の鍵
第11章 ヘルメスとテーセウス
- 人質船の出帆
- クノッソスの酒宴
- 王女アリアドーネ
- アリアドーネの知恵の糸巻
大川隆法 著
幸福の科学出版 刊
1996年8月 点訳
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