『仏陀の証明』偉大なる悟りの復活(全4巻)
本書は、釈迦の悟りの骨格を、平明な言葉で解説したものである。
小乗と大乗とを区別することなく、終始一貫、仏陀の根本精神とは何かを探究し続けた
思想書ともなっている。仏教学を学んだり、様々な仏教系教団で修行してもわかりえ
なかった真実が、偉大なる悟りとして、再び読者の前に復活する。その悟りこそが、
再誕の仏陀の証明でもある(「まえがき」より)
本書こそ、まさに仏陀再誕の証明。
第1章 釈迦の八正道
- 釈迦の八正道の原形とは
- 正見(しょうけん)― 正しい信仰に基づく見解
- 正思(しょうし)正思惟(しょうしゆい)― 正しい信仰観に基づく考え方
- 正語(しょうご)― 正しい見解のもとに語る
- 正業(しょうごう)― 正しい行為
- 正命(しょうみょう)― 正しい生活
- 正精進(しょうしょうじん)― 仏道に向けての精進
- 正念(しょうねん)― 念(おも)いを仏道修行に集中させる
- 正定(しょうじょう)― 正信(しょうしん)から正念までの点検作業
- 三宝帰依体制の確立と八正道の実践
第2章 智慧の言葉『仏陀の悟り』
- 苦しみの根本は肉体への執着である
- 「生」 ― 生まれる苦しみ
- 「老」 ― 老いる苦しみ
- 「病」 ― 病の苦しみ
- 「死」 ― 死の苦しみ
- 人は苦しみのなかで仏陀と巡り逢う
- 仏陀を信ずる心こそ救いの王道
- 伝えよ、仏陀の悟りを
第3章 目覚めの言葉『次第説法』
- 在家者に対する導き ― 次第説法
- 釈尊の説法の論理構造
- 祇園精舎を寄進したスダッタ長者
- 悉皆成仏論の誤り
- 正見 ― 因果の理法を信ずること
- 施論 ― 尊いものに差し出す修行
- 戒論 ― 自主的に守るもの
- 生天論 ― 戒律・道徳の大切さ
- 無我 ― 我見・我欲を捨てる考え
- 四諦 ― 苦・集・滅・道
- 三学と八正道
第4章 解脱の言葉『仏説・八正道』
- 八正道は解脱に到るための方法論
- 釈尊の菩提樹下の悟り ― 四諦・八正道
- 正見 ― 縁起の理法に基づく正しい観察
- 正思 ― 心の三毒の点検と正しい判断
- 正語 ― 不妄語・不悪口・不両舌・不綺語
- 正業 ― 不殺生・不偸盗・不邪婬
- 正命 ― 思い・言葉・行為の調和
- 正精進 ― 倦まず弛まず常に努力すること
- 正念 ― 仏道修行に専念すること
- 正定 ― 深き禅定から解脱へ
- 迷界より悟界に渡す船となせ
第5章 無限の言葉『仏説・伝道経』
- 釈迦の「伝道宣言」
- カーシャパ三兄弟に対する伝道
- 仏教における伝道論
- 伝道の結論 ― 無限の未来を開く
- 伝道の心得
- 不惜身命の誓い
第6章 正義の言葉『仏説・降魔経』
- 悪魔との対決は仏教の基本姿勢
- 悪魔が勧めた伝統的宗教修行
- 悪魔の軍隊の諸相
- 降魔成道から伝道へ
- スンダリー事件とチンチャー事件
- 悪魔の攻撃パターン
- 三宝誹謗は最大の罪
- 教団組織は悪魔に対する正規軍
- 仏の法力の威力
- 最後の悪を撃ち砕かん
- 降魔即悟り・悟り即伝道
大川隆法 著
幸福の科学出版 刊
1996年3月 点訳
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