OSがウインドウズのパソコンに、株式会社 高知システムの「PCトーカー」という音声ガイドソフトをインソールする必要が
あります。そこに、高知システムの、MyBookV(マイブック3)をインソールすることで、マイブックの音声ガイドによる
操作が可能となります。
マイブックには、点字データをデイジー録音するメニューがありますので、そのメニューによりデイジー音声データに
変換することが可能です。
ただし、点字データをデイジー録音するさいの、音声データの変換先が、フレックストークなどの視覚障碍者専用の録音
機器に限られています。フレックストークなどの専用機器をPCに接続した状態で、初めてデイジー録音のメニューを使う
ことができます。
(普通に市販されている、USBメモリーなどへの直接変換をためしましたが、録音できません)
一旦、フレックストークにデイジー録音した、音声データをUSBメモリーなどへ転送してMP3データとして聞くことはできます。
以上を整理しますと、PCトーカーとマイブックがインソールされたパソコンを使って、点訳データをフレックストークに、一旦音声変換します。
さらに、フレックストークから、別のメモリーへと転送することでMP3データとして聞くことができます。
MP3に変換する以外でも、音声で聴く方法があります。
フリーウェアの点訳ソフト、Tエディタをパソコンにインストールして、点訳データを読み込みます。
ツールバーの、「音声」から「文章読み上げ」を選ぶと、カーソルのある位置から読み上げが始まります。「文節読み上げ」「一行読み上げ」なども選べます。
音声の設定から、息継ぎ、音量、速度、女性の声が2種類、男性の声が2種類あり、ご自分の好みに合わせてカスタマイズして読み上げをさせることができます。